Eblo Report 2019年版
まっすぐに十年。そして2030へ。
質の高い教育を支援し、働きがいも経済成長も実現。
パートナーシップで成長する社会貢献。
2%からの挑戦
課題との向きあい
2018年、経済産業省 関東経済産業局が行った「中小企業のSDGs認知度・実態等調査」によれば、500社の中で98%が「SDGsを知らない」「対応を検討していない」と回答しています。課題としては、自社が主体的に貢献できるという当事者意識が希薄な反面、「SDGsに貢献することは難しい』と回答した企業のうち、既に約3割が社会課題解決事業に取り組んでいることも確認できているようです。
この調査で中小企業の中には、自社事業がSDGs達成に貢献していることに気づいていない企業があるということがわかりました。
私たちニッセイエブロ株式会社も同じ中小企業として、本業であるコミュニケーション課題の解決支援よりSDGsを推進します。
取り組み
2010年、リーマンショック後の就活氷河期より、就活生の社会人基礎力を高めるきっかけとなる「機会の提供」により、産学協働プロジェクトを行ってきました。学生自らが未来の「可能性」へ前向きな姿勢を持てるコミュニケーション教育サポートを当社におけるSDGsの重要課題と位置付けています。
過去、延べ55名の学生が参加してきたこのプロジェクトは、2019年より武蔵野大学全学部対象のフィールド・スタディーズ(長期学外学習プログラム)として採用され、実施されています。
ニッセイエブロ株式会社は今期、75周年を新社長就任を以て、新たにスタートしました。
「able(可能にする)」をエスペラント語で固有名詞化した社名「エブロ」。
私たちは、SDGsにおいても可能性へ挑戦し続けます。
例:ダイバーシティ・インクルージョン;「働きやすさ・働きがい」の違いを知る
社内コミュニケーション手法により会社の方針や考え方、現状や社内情報などの理解はなされていましたか?
今、実施の有効な方法は何ですか?
あなたが働く時、何を優先に考えますか?
※5つの選択肢より複数回答ください。
アンケート後、多様な角度より社員へインタビュー取材を実施、調査結果を社内へフィードバックし、学生が考える意見を交換しました。
創刊10周年を迎えたEblo Report発行について特集します。
レジリエンス =
しなやかな強さを知る
ディーセントワーク =
働きがいある人間らしい仕事を目指す
エンゲージメント =
それぞれ個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう